Instagram（インスタグラム）の発見タブとは？載るメリットと表示させる方法
インスタグラムの発見タブとは、ユーザーの興味・関心のある投稿を推測・表示してくれる機能です。発見タブに投稿が載ることで、多くのユーザーと出会える可能性があります。この記事ではインスタグラムの発見タブとは何か、発見タブに載るメリットや載せる方法、載らない時の見直しポイントを解説します。
・この記事の情報は執筆時点のものです。
・表示画面・操作方法は、OSやバージョンで異なる場合があります。
Instagram（インスタグラム）の発見タブとは
インスタグラムの発見タブとは、パーソナライズされたおすすめ（レコメンド）機能のことです。アプリでは画面下部にある「虫眼鏡」マークをタップ、パソコンでは画面左にある「コンパス」マークをクリックすると表示されます。
発見タブに表示される投稿は、インスタグラムのアルゴリズムのもと、過去にユーザーが閲覧したり、反応したりした投稿からユーザーの興味や関心、好みが推測され、関心が高いと思われる投稿が選ばれます。例えば、旅行の投稿に興味を示すユーザーには旅行に関する投稿、料理の投稿を多く見ているユーザーには料理の投稿などが多く表示されます。
発見タブはユーザーが何かを「発見」するための場所であり、フォローしていないアカウントの投稿が表示される場合が多いようです。
インスタグラムの発見タブに載るメリット
発見タブとは、そのユーザーにおすすめの投稿を表示するものです。フォローしていないアカウントにも表示してくれるため、フォロワーを増やすきっかけとなるでしょう。続いては発見タブに載るメリットを紹介します。
メリット①多くのリーチ数を獲得できる
一番のメリットは、多くのリーチ数が獲得できることです。リーチ数とは、投稿を閲覧したユーザーの数をさすもの。投稿が発見タブに載れば、フォロワーだけではなく、フォロワー以外のユーザーからも見つけてもらいやすくなります。そのユーザーが興味・関心を持ちやすいであろう投稿がパーソナライズされ表示されるので、フォロワー獲得の可能性も高まるでしょう。
メリット②アカウントの評価を高められる
リーチ数が増えるとエンゲージメントが向上するため、アカウントの評価が高められるのもメリットの一つです。発見タブに表示されるのは、そのユーザーが興味を持つと推測される投稿です。フォロワー以外に表示されることでリーチ数が増えるだけではなく、いいねやコメント、保存数などのエンゲージメント数も高くなる傾向にあります。
リーチ数やエンゲージメント数が高くなれば、さらに投稿の評価も高くなるため、発見タブへの長期間掲載につながるでしょう。それにより、さらに多くのユーザーにリーチでき、アカウントや投稿の評価が高くなります。
インスタグラムの発見タブに載る方法
発見タブに載るには、インスタグラムのアルゴリズムにそった運用が必要です。投稿の「保存率」を高め、アカウントの統一感を出し、また他のユーザーと積極的に交流しましょう。それぞれのポイントを説明します。
①投稿の「保存率」を高める
インスタグラムのアルゴリズムにおいて最も重要とされるのは「保存率」です。「保存率」とは、投稿に対しどのくらいのユーザーが保存したかということ。
インスタグラムでは「保存率」が高い投稿をユーザーにとって有益な情報と判断するため、発見タブに表示されやすくなります。ユーザーにとって有益な情報かどうかを考慮した投稿をし、「保存率」を高めましょう。
②アカウントの「ホーム率」を高める
ホーム率とは、フォロワーの何％が投稿を見てくれたかを示す数値です。「投稿のフォロワー内リーチ数÷フォロワー数×100(％)」で算出されます。この数値が40～50％以上になるのが理想的です。
ホーム率（％）＝投稿のフォロワー内リーチ数÷フォロワー数×100
日頃投稿を閲覧してくれるアクティブなフォロワーが多いアカウントは、インスタグラムに良いアカウントであると判断され、発見タブに表示されやすくなります。ホーム率を高めるためにも、フォロワーにいいね・保存・コメントなどなるべく反応をしてもらいましょう。
- 自分のアカウント滞在時間が増えるよう、最後まで見てもらえる投稿を心がける
- ユーザーとのコミュニケーションを促す質問やコメントを投稿に添える
- ストーリーズでは質問・クイズ・アンケート機能などを活用しフォロワーと交流する など
③テーマを統一する
発見タブに載りやすくするには、アカウントのテーマを統一させるのも重要です。発見タブには、各ユーザーの興味・関心に合わせてパーソナライズされた投稿が表示されます。インスタグラム側にどのような情報を投稿しているのかを認識させ、そのテーマに興味のあるユーザーに投稿を表示させることが必要です。アカウントを作る段階でどんなテーマで統一させるかを決め、投稿内容を統一しましょう。
④ユーザーと積極的に交流する
コメントやDMに丁寧な返信や反応をして、ユーザーと積極的に交流するのも大切です。他のユーザーと積極的に交流すれば、インスタグラムからアクティブなアカウントであると評価されます。
コメントだけではなく、ストーリーズやインスタライブを活用するのも良いでしょう。ストーリーズで日常の一場面を流したり、インスタライブで質問に答えたりすればユーザーとの距離を縮められ、インスタグラムから評価されやすくなります。
インスタグラムの発見タブに載らない時の見直しポイント
発見タブの重要性を理解していても「発見タブになかなか載せられない」「以前は載っていたのに、載らなくなった」といった場合もあるでしょう。最後に、発見タブに載らなくなった時の見直しポイントを紹介します。
①投稿のジャンルが絞れているか
投稿内容のテーマが絞られているかを見直しましょう。発見タブに載るには、アカウントの投稿内容に統一感があることが重要です。投稿内容を見直し、反応が低いジャンルや内容を減らします。
複数のテーマを投稿する場合は、テーマ別にアカウントを作ります。1つのアカウントで運用するなら、メインジャンルを1つに絞り、サブジャンル2つ程度を混ぜるのがおすすめです。
②目を惹く投稿かどうか
その投稿が目を惹くかどうかを確認しましょう。発見タブに表示されている投稿は、整ったデザインで伝えたい内容が明確な「目を惹く投稿」が多くなっています。発見タブに載るだけではなく、投稿を見てもらうことが重要です。他の投稿に埋もれないように、インパクトのある画像や文字を入れるなどの工夫も必要です。
- アカウントのメインカラーを決めてデザインする
- 「超簡単」「裏技」「初心者必見」などキャッチーな言葉を入れる
- 入れる文字数は13～15文字程度（人が一目で理解できる文字数）に納める など
③保存したくなるような工夫があるか
発見タブに載るには、保存率を高めることが重要なため、投稿の中で保存を促すような工夫も必要です。例えば、投稿の最後に「保存してね」といった画像をつけて保存訴求すると、ユーザーの行動へとつなげられます。また、ランキングや〇選のように、多くの情報を比較できるコンテンツも有効です。自分の投稿を客観的に見直し、保存したくなるかどうか確認してみましょう。
④投稿頻度は適切かどうか
インスタグラムでは、投稿頻度を一定に維持すると評価されやすいので、投稿頻度を意識してみましょう。発見タブは写真や動画、リール、フィード、ストーリーといったさまざまな配信方法も表示されます。それぞれに応じて投稿頻度も緩急をつけることが大切です。
通常投稿は2～3日に1回程度、ストーリーは1日1回以上の投稿がおすすめです。同じユーザーの投稿を連続表示しないというアルゴリズムがあるので、複数の投稿をする場合は前後の時間をある程度空けるのも効果的。大量の連続投稿は、リーチ数の獲得にはつながらないので注意してください。
投稿の保存率を上げてインスタグラムの発見タブに載ろう
インスタグラムの発見タブとは、ユーザーにとって興味・関心のある投稿を発見できる機能です。発見タブはフォロワー以外の投稿も載るため、さまざまなユーザーの目にとまるチャンスでもあります。アカウントのテーマを統一し、質の良い投稿を心がけて保存率などを高め、発見タブに載りましょう。
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