Instagram（インスタグラム）のメンションとは？使うメリットややり方、注意点も
Instagram（インスタグラム）のメンションとは、特定のユーザーに自分の投稿やメッセージを届ける機能のこと。相手に気づいてもらいやすくなるだけではなく、使い方次第ではアカウントのPRにも活用できます。この記事では、インスタグラムのメンションの特徴やメリット、詳しいやり方、注意点について紹介します。
・この記事の情報は執筆時点のものです。
・表示画面・操作方法は、OSやバージョンで異なる場合があります。
Instagram（インスタグラム）のメンションとは？
インスタグラムのメンションとは、特定のユーザーに向けてメッセージを送る機能です。はじめに、メンションとはどんな機能なのかチェックしておきましょう。
メンションとは
メンションとは、特定のユーザーに向けてメッセージの送信や投稿を行う機能のこと。メンションには「話に出す」という意味があり、SNSでは「誰かに話しかける」という意味で使われています。インスタグラムの投稿やコメント欄でよく見られる、「＠ユーザー名」がついた投稿がメンションです。
なぜメンションを使うのか
一般的に、SNSの発信は不特定多数に向けて行うもの。特定の人にメッセージを送りたくても、誰に向けてのものなのか分かりづらくなっています。メンションを使用すれば、届けたい相手に気づいてもらいやすくなります。
リプライやタグ付けとの違い
インスタグラムでメンションに似た機能としては、他に下記のようなものがあります。
| リプライ |
特定の投稿やメッセージに対して返信する機能 |
| タグ付け |
投稿に関連あるユーザーを紐付けする機能 |
| DM |
他の人から見られずに、特定のユーザーとメッセージのやりとりをする機能 |
| ハッシュタグ |
＃の後に投稿に関するキーワードを入力することで、検索されやすくする機能 |
機能を理解して、使い分けるのがおすすめです。それぞれの特徴は以下の記事で紹介しています。
インスタグラムでメンションを使うメリットとは
投稿をアピールしたい場合は、メンションを活用するのがおすすめです。インスタグラムでメンションを使うメリットを紹介します。
特定のユーザーにアピールできる
メンションをつけることで、全体に発信しながらも特定のユーザーへお知らせができます。メンションしたユーザーにはDMで通知される仕組みで、他の投稿と紛れづらくなっています。相手に関連のある投稿や、興味がありそうな投稿などに活用するのがおすすめです。
アカウントやお店のPRができる
メンションが目に留まると、他のユーザーもメンション先に飛ぶことがあります。そのため、メンションしたアカウントの宣伝にもつながるでしょう。
例えばビジネス運用を行っている場合、自社店舗や関連するアカウントをメンションするだけで簡単にPRできます。メンションを活用した有料のPR案件もあるほど、メンションには大きな宣伝・拡散効果があると考えられています。
インスタグラムのメンションのやり方とは
インスタグラムではフィード、ストーリーズ投稿でメンションが使えます。それぞれの詳しい手順と、一度投稿したメンションの削除・修正のやり方を紹介します。
フィード投稿の場合
フィード投稿とは、インスタグラムでの一般的な画像・動画投稿の方法です。投稿を見てほしい相手に確実に届けたいときにおすすめです。
1.フィード投稿画面で画像・動画を選び、好みの加工を施して「次へ」をタップする
2.キャプション入力欄に「@ユーザー名」と入力し、表示された候補からメンションしたいユーザーを選択する
投稿後の画面で、「＠ユーザー名」の部分が青文字でリンクが反映されていればメンション成功です。
ストーリーズの場合
24時間で消えるリアルタイム性が人気のストーリーズ。メンションすると相手からリポスト（引用シェア）してもらえる可能性があるので、うまく活用していきましょう。ストーリーズでは、テキストとスタンプの2種類のやり方があります。
1.ストーリーズ投稿画面を開き、画面上部の「Aa」をタップする
3.「@ユーザー名」と入力し、表示された候補からメンションしたいユーザーを選択する
テキストからのメンションは文字色・フォントを変更できます。
1.ストーリーズの投稿画面を開き、画面上部の「スタンプマーク」をタップする
3.「@ユーザー名」と入力し、表示された候補からメンションしたいユーザーを選択する
スタンプからの場合も、デザインを数パターンから選べます。
削除・編集したい場合
フィード投稿の場合、投稿はそのままでメンションだけ削除・編集することが可能です。
1.削除・編集したいフィード投稿を開き、画面右上の「…」をタップする
ストーリーズでは削除・編集はできません。間違ってしまった場合は、ストーリーズが消えるまで待つか、一度ストーリーズを削除してから再投稿しましょう。
インスタグラムのメンションを使う際の注意点
投稿をアピールできるからと、メンションをたくさんつければ良いわけではありません。インスタグラムで効果的にメンションを活用するために、注意点を知っておきましょう。
メンションのつけ間違いに注意する
ユーザー名が似ているアカウントとのつけ間違いには注意が必要です。相手に迷惑をかけてしまう恐れもあるため、投稿前に入念な確認を行いましょう。
メンションのつけ過ぎは控える
メンションをたくさんつけていると、迷惑なユーザーと判断される場合があります。フォロワーからの信頼を失ったり、運営に通報されたりするリスクがあるため、むやみやたらとメンションするのは控えたほうが無難でしょう。
なお、インスタグラムでは1投稿のメンションの上限は10人までです。10人以上にメンションしても、11人目からはリンクが反映されません。
メンションできないアカウントもある
相手の設定によっては、メンションできないケースがあります。
＜メンションができないアカウント例＞
- アカウントを非公開にしている
- メンション拒否・制限している
- アカウントを削除・一時停止している
- 相手からブロックされている
また、ストーリーズでメンションできるのは、自分がフォローしているアカウントだけです。
インスタグラム以外のSNSでのメンションのやり方・使い方
最後に、インスタグラム以外のSNSでメンションするやり方を紹介します。細かな違いはあるものの、基本的な手順や特徴はインスタグラムと同じです。
X（旧Twitter)でのやり方
X（旧Twitter)では、投稿の前に「@ユーザー名」をつけるだけでメンションできます。
- 投稿画面にて「@ユーザー名」を入力するかリスト一覧から選択する
- 文章を入力して「ポストする」をタップする
LINEでのやり方
LINEのグループトークではメンションを活用すると便利です。
- グループトークを開き、メッセージ入力欄に「@」を入力する
- 表示されたリスト一覧の中からメンションしたい相手を選択する
- 「@名前」の後に半角スペースを入れて、メッセージを入力して送信する
「@All」で全員にメンションすることも可能です。
Facebookでのやり方
Facebookでメンションが使用できるのは、投稿やメッセンジャーです。
- 投稿作成画面で「@ユーザー名」を入力、もしくは表示された候補からメンションしたいユーザーを選択する
- メッセージを入力して送信する
TikTokでのやり方
ショート動画が人気のTikTokでも、動画投稿やコメント欄でメンションが使用できます。
- TikTok上で新規動画を作成する
- 説明欄に「@」を入力、もしくは下にある「@メンション」をタップする
- 表示された一覧からメンションしたい相手を選択し、投稿する
- 動画のコメント欄を開く
- コメント欄に「@」と入力し、表示された一覧からメンションしたい相手を選択する
- コメントを入力して送信する
インスタグラムのメンションとはコミュニケーションを活発にする機能
インスタグラムのメンションは、自分の投稿を特定の相手に気づいてもらえる便利な機能です。上手に活用すれば、アカウントの宣伝・拡散にもつながります。利用方法や注意点を理解し、インスタグラムを盛り上げましょう。
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