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Instagram（インスタグラム）の公式マークとは？認証バッジのメリットや取得方法を解説

Instagram（インスタグラム）の公式マークとは？認証バッジのメリットや取得方法を解説

2025.02.13

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インスタの公式マークとは、アカウント名の隣に表示される青いチェックマークのことを指します。これは「認証バッジ」とも呼ばれ、インスタグラムがそのアカウントを本物であると認めた証明です。取得すれば信頼性が向上し、フォロワーの増加やなりすまし対策などのメリットが得られます。本記事では、公式マークの意味やメリット、申請方法を詳しく解説します。

INDEX

・この記事の情報は執筆時点のものです。
・表示画面・操作方法は、OSやバージョンで異なる場合があります。

Instagram（インスタグラム）の公式マーク（認証バッジ）とは？

インスタグラムの公式マークとは、ユーザーが本物であることを示す証明です。正式には「認証バッジ」と呼ばれ、青いチェックマークがユーザー名の右側に表示されます。

このバッジは、アカウントを運用していれば勝手につくというわけではありません。著名人、ブランド、企業、または公共の人物であり、なりすましではない信頼できるアカウントであると認められた場合にのみ付与されます。

フォロワーがこのマークを見ることで、そのアカウントが公式であり安心して利用できることが分かるため、多くのユーザーがこの「認証バッジ」を取得することを目指しています。

公式マークを取得できる方法は以下の2種類です。

方法	特徴	利用対象
Instagram認証バッジ（無料）	アカウント設定画面から直接申請できる	全ユーザー
Meta認証（有料サブスクリプション）	月額制で特定の条件を満たすことで取得可能	公開人物やプロユーザー向け

インスタグラムの公式マーク（認証バッジ）のメリット

インスタグラムの公式マークを取得することで、アカウントの信頼性が向上し、さまざまなメリットが得られます。それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

信頼できるアカウントと認められフォロワーが増える

本物という認証を得た公式アカウントは、閲覧しているフォロワーやユーザーからの信頼を得ることができ、新たなフォローにつながるでしょう。公式マークが付いているだけで、アカウントだけではなく投稿の内容への信頼度も高くなるので、フォロワーの増加やエンゲージメントを高めたいアカウントにはおすすめです。

なりすまし被害への対策ができる

インスタグラムの公式マークが付与されることで、なりすまし被害の防止が可能になります。特に人気のあるアカウントでは、なりすましを目的とした偽アカウントが作られるリスクが高まるもの。偽アカウントが誤った情報を発信したり、詐欺行為を行ったりすることで、フォロワーや一般のユーザーに混乱や不安を与える恐れがあります。そのような被害を未然に防ぐためにも、公式マークの活用が有効です。

一般人でもインスタの公式マーク（認証バッジ）の申請はできる？

インスタグラムの公式マークは、一般人でも申請が可能です。ただし、認証の基準として具体的なフォロワー数の目安などは公開されておらず、どのような条件で認証されるかは明確ではありません。そのため、公式マークを取得したい場合は、まず試しに申請してみるのも一つの方法です。

しかし、申請を行ったからといって必ずしも認証されるわけではなく、却下されることもあります。この点について理解した上で、申請を進めましょう。

インスタグラムの公式マークを取得するための条件4選

インスタグラムの公式マークを取得するためには、いくつかの厳しい条件を満たす必要があります。それぞれの条件について詳しく見ていきましょう。

本物であること

インスタグラムの公式マークを取得するには、アカウントが実在する個人または団体のものであることが条件です。また申請時には、その人物や団体が実在していることを証明できる書類や情報を提出する必要があります。

唯一であること

公式マークは、個人またはビジネスごとに1つのアカウントのみ申請が可能です。ただし、複数の言語でアカウントを運営する場合に限り、それぞれのアカウントで申請することができます。

完全であること

インスタグラムの公式マークを取得するためには、アカウントが完全であることが求められます。具体的には、申請するアカウントが公開設定になっていて、プロフィール欄に必要な情報がしっかり記載されていることが条件です。また、アカウントの運用がアクティブで、定期的に投稿が続けられている状態であることも重要です。

有名であること

公式マークを取得するためには、アカウントが広く知られていることが大切です。具体的には、インスタグラム内で頻繁に検索される個人やブランド、団体であることを示す必要があります。また、複数のニュース記事やメディアで取り上げられている実績があることも認証の条件として求められます。ただし、有料コンテンツや広告によるメディア露出は審査対象外です。

インスタグラムの公式マーク（認証バッジ）の申請方法

インスタグラムの公式マークは、申請手続きを正確に行うことで取得を目指せます。アプリから申請を開始し、必要な書類や情報を提出する流れです。それぞれのステップを詳しく解説します。

1.アプリで認証リクエスト画面に入る

まずはインスタグラムのアプリ内から認証のリクエストを送ります。

1.インスタグラムアプリのプロフィール右上の三本線をタップし、「設定とアクティビティ」を表示

2.アカウントがビジネスアカウントの場合は「ビジネスツールと管理」を選択
クリエイターアカウントの場合は「クリエイターツールとコントロール」、個人用アカウントの場合は「アカウントの種類とツール」を選択

3.下の方にスクロールして「認証のリクエスト」をタップ

2.本人確認書類の提出

続いて、申請するアカウントが実際に存在する人物や団体が運用しているのかを確認します。必要なものは、氏名の記入と以下のいずれかの本人確認書類です。

運転免許証
パスポート
マイナンバーカード（国民識別カード）
納税申告書
最近の公共料金の領収書
会社定款など

3.知名度の確認をできるものを提出

さらに、知名度の確認ができる、カテゴリ、国・地域、オーディエンス（任意）、別名（任意）、リンク（任意）などを記載し提出します。

知名度の確認ができるもの	詳細
カテゴリ	ニュース・メディア、スポーツ、政府・政治、音楽、ファッション、エンターテイメント、デジタルクリエイター・ブロガー・インフルエンサー、ゲーマー、グローバルビジネス・ブランド・団体、その他から選択国・地域：アカウントがよく知られている国や地域を選択
国・地域	アカウントがよく知られている国や地域を選択
オーディエンス（任意）	フォロワーについて、どんな人・興味があるものは何か・なぜフォローしてくれたのかなどの情報を記載
別名（任意）	アカウント名以外で知られるすべての名前を記載
リンク（任意）	アカウントが紹介されている記事やその他のリンクを選択

※広告や宣伝は含まれません

4.申請を送信

最後に「送信」をタップし申請が完了します。申請をした30日以内に審査が完了し、アクティビティにの通知が届く仕組みです。

インスタグラムの公式マーク（認証バッジ）をMeta認証から取得する条件と2つの手順

Meta認証は、2023年7月にMeta社が日本で提供を開始したInstagramとFacebook向けのサブスクリプションサービスです。このサービスを利用すれば、有料で公式マークを取得できる他、アカウントサポートやスタンプが利用できるようになるなど、さまざまなサービスを受けられます。

申請条件

申請できる条件は以下の項目です。

年齢が18歳以上であること
プロフィール写真に顔が写っていて、公開、非公開どちらでもプロフィールには名前の基準に沿った氏名が設定されているか
今までの投稿で、最低限のアクティビティが満たされているか
プロフィール内、名前および写真が公的機関発行の本人確認書類と一致しているか
プロフィールで二段階認証が有効になっているか
Metaの利用規約、コミュニティガイドラインに従っているか

①アプリで申請する手順

インスタグラムのアプリでMeta認証の申請が可能です。手順は以下のとおり。

プロフィール欄右上の三本線をタップし「設定とアクティビティ」を表示
アカウントセンターをタップし、「Meta認証」を選択
アカウント名とアイコンの画面で「プロフィールが認証済みであることを示す」をタップ
本人確認書類の提出、支払い方法の設定を行い申請を行う

②Meta Business Suiteのビジネスマネージャから申請する手順

ビジネスアカウントはMeta Business Suiteのビジネスマネージャから申請ができます。まずはセキュリティーセンターからビジネス認証を完了しましょう。

ビジネスマネージャのセキュリティセンターから、「認証を開始する」をタップ
正しいビジネス名・住所・電話番号・ウェブサイトなどを入力し詳細を確認
関係者を示す方法を選択し、認証コードで確認を取り入力が完了したら「完了」をタップ

認証が完了したら以下の手順でサブスクリプションの登録を行いましょう。

ビジネスマネージャの「設定」ページを開く
横のメニューから「Meta認証」をタップし「開始する」を選択
好きなプランを選び、認証するアカウントを選択
正しいビジネス情報の記載と購入する際の支払方法を設定
最後に「サブスクリプション登録する」をタップ

インスタグラムの公式マーク（認証バッジ）を取得するコツ2選

インスタグラムの公式マークを取得するためのコツを2選紹介します。すぐにでもできることなので、公式マークを申請したいと考えている人はぜひやってみてください。

アカウントのプロフィール・投稿・方向性の見直しをする

公式マークを取得するためには、アカウントが「信頼できる」「本物である」とインスタグラムに認識されることが重要です。そのため、まずはアカウント全体を見直しましょう。

プロフィール写真やユーザーネーム、自己紹介欄をわかりやすく整え、アカウントの内容が一目で伝わるようにします。また、投稿がユーザーにとって有益であることも大切です。統一したテーマやスタイルを持たせることで、ユーザーにわかりやすい印象を与えられます。

さらに、アカウントの運営目的を明確にしなくてはいけません。どのような情報を発信し、どのようなユーザーとつながりたいのかを明確にし、それに基づいた運営を行いましょう。

フォロワー数を増やす

インスタグラムの公式マークを取得するためには、フォロワー数を増やすことも欠かせません。条件の中には、フォロワー数などの記載はありませんが、有名であることは必須です。そのためフォロワー数を増やして知名度を上げ、有名になれるように運用していく必要があります。

以下記事では、インスタグラムでフォロワーを増やす方法を詳しく紹介しています。

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インスタグラムの公式マーク（認証バッジ）についての注意点

インスタグラムの公式マークが付いたからと言って、メリットばかりではありません。ここでは、守らねばならない規約やユーザーネームの変更ができないなどの注意点を紹介します。

取得後はユーザーネームの変更ができない

公式マークを取得した後は、名前の変更は可能ですが、ユーザーネーム（アルファベットや数字などのプロフィール欄の一番上にあるID）の変更ができません。もし、変更したいと考えている人は取得前に早めに変えておくことをおすすめします。ただし、認証の申請をする直前に変更を頻繁にすると、信頼性が無くなって却下されることもあるため注意が必要です。

優先的に表示されるわけではない

インスタグラムの公式マークが付くことで、コンテンツに優先的に表示されるといったことはありません。公式マークは有名になれるマークではなく、あくまでも本物・本人であることをユーザーに示すものです。信頼度が高まれば、おすすめ欄に掲載される可能性はありますが、公式マークを付けることとは関係ないので注意しましょう。