【インスタ】プレゼント企画のやり方と注意点。見習いたい成功事例も紹介
インスタアカウントや、そこで紹介している商品・サービスの認知度を上げる効果的な方法の1つがプレゼント企画の実施です。規約を守れば誰でも行えますが、成功させるにはしっかり計画を立ててステップを踏んでいく必要があります。今回はインスタのプレゼント企画の注意点や手順、実際に行われたプレゼント企画の事例を紹介します。
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インスタのプレゼント企画とは
インスタのプレゼント企画とは、特定の条件をクリアしたユーザーに、アカウント側からプレゼントを行う企画のことです。プレゼント企画を行うことで、フォロワーの獲得や商品・サービスの宣伝などが効率良く叶えられます。
今やマーケティングにおいてSNSの活用は不可欠。プレゼント企画はユーザーへのメリットがわかりやすいので訴求力が高く、口コミ拡大などに効果的です。なお、企業でも一般人でもプレゼント企画は実施できます。
インスタのプレゼント企画を行うにあたっての注意点4つ
インスタのプレゼント企画を行う際は、注意が必要なポイントもあります。このポイントをおろそかにすると、規約違反によるペナルティの発生や、企画の失敗などの危険があるので気を付けましょう。
1. インスタの規約やガイドを把握してから行う
プレゼント企画を実施する前に、しっかり確認したいのがインスタの規約です。特にユーザー全員が遵守すべきコミュニティガイドラインと、商用目的のアカウントが遵守すべきプロモーションガイドラインを確認します。プレゼント企画などキャンペーンの実施についてもルールがあります。
具体的には、「いいね」やコメント、フォローなどのやり取りの見返りに、現金や現金同等物を付与するのは禁止です。例えば「フォローしてくれた人にクーポンをプレゼント！」などは避けた方が良いでしょう。「フォローしてくれた人の中から抽選で〇名にクーポンをプレゼント！」などであれば違反の可能性は低いと言えます。
なお、インスタの利用規約はたびたび更新されます。2024年1月時点では2022年7月26日発効が最新ですが、今後新たな更新が行われる可能性もあるので注意が必要です。規約違反は投稿の削除だけではなく、アカウントの凍結・削除対象になることも。「いつから規約が変わったの？」と焦らないよう、プレゼント企画を行う時点で、最新のガイドラインを確認しましょう。
2. 応募方法が厳しすぎないか確認する
インスタに限ったことではありませんが、プレゼント企画は応募条件が厳しすぎると失敗する可能性が高くなります。あまりにハードルが高い応募条件だと、応募する人が集まらないからです。
プレゼント企画は応募でユーザーに企画を盛り上げてもらったり、紹介してもらったりできなければ効果が期待できません。アカウントや投稿のフォローのみなど、誰でも気軽に応募できる条件を考えましょう。
3. 応募条件を明確に示す
プレゼント企画の応募条件をはっきり示すことも重要です。これはインスタのプロモーションガイドラインにも定められています。応募条件をわかりやすく明確に記載しないと、応募する気がないのに応募扱いになるユーザーなどが発生し、トラブルに発展する可能性があります。
4. 応募者の個人情報を厳重に取り扱う
応募者の個人情報の取り扱いにも十分な注意が必要です。プレゼントの内容によっては、住所や氏名など応募者に個人情報を提供してもらう必要が生じるかもしれません。
キャンペーンに当たった人には、セキュリティが強力なフォームなどを用意し、入力してもらうなどの方法をとりたいところです。コメントやDMなどセキュリティが強固ではない方法でのやり取りはNG。個人情報の漏えいが発生すると、企業やブランドの信用性を損なう恐れがあります。
インスタのプレゼント企画を行う手順【3STEP】
ここからは、インスタのプレゼント企画を行う具体的な手順を解説します。プレゼント企画はマーケティングの1つであり、やみくもに行っても効果は期待できません。順序立ててしっかり準備してから行うのが成功のコツです。
1. 目標を具体的に決める
まずはプレゼント企画の目標を決めます。できる限り具体的に設定することが大切。例えば「商品・サービスの認知度を上げる」「フォロワー数を増やす」などです。目標が個々でちぐはぐだと、達成までの足並みも揃えにくくなります。企画に関わる全員で同じ目標を共有しましょう。
2. 目標を達成するための企画を考える
目標が設定できたら、目標達成のために必要なプレゼント企画の中身を考えます。具体的には次のようなことについて検討が必要です。
- ターゲット
- プレゼント
- 実施の時期
- 応募方法
- 抽選方法
- 抽選結果の通知方法
3. プレゼント企画の投稿を作成する
企画内容が決定したら、実際に準備を進めて、プレゼント企画の投稿を作成します。投稿はわかりやすさを意識することがポイントです。画像やハッシュタグなども使いながら、企画の内容がすぐに伝わるよう意識しましょう。特にプレゼント内容や応募条件ははっきりと記載することが大切です。
インスタで行われたプレゼント企画の事例3選
最後に、実際にインスタ上で行われたプレゼント企画の事例を紹介します。「こんな場合はどうしよう」「どんな企画なら効果的なのか」など、悩んだら成功した事例を参考にするのも有効です。
1. ねんりん家
和と洋がミックスされた商品が人気のバウムクーヘン専門店「ねんりん家」が、銀座本店10周年を記念して行ったプレゼントキャンペーン。公式インスタグラムのフォローとコメントを行った人の中から抽選で、10名に季節限定の詰め合わせをプレゼントするという内容です。
このプレゼント企画により、ねんりん家銀座本店10周年という節目を盛り上げつつ、季節の限定商品のPRもできました。応募者は簡単な条件をクリアするだけで、人気のお店の限定商品プレゼントに応募できます。文章の他、画像を複数枚投稿し、視覚的にわかりやすく企画を説明しています。
2. 農心ジャパン×大象ジャパン
インスタント麺・辛ラーメンが人気の「農心ジャパン」と、果実のお酢・ホンチョが人気の「大象ジャパン」、2つの韓国食品メーカーがコラボしたプレゼントキャンペーンです。2023年の韓国食品の愛顧を感謝するもので、両社のインスタアカウントのフォローおよび、いずれかの会社のキャンペーン投稿を「いいね！」するだけで応募は完了。抽選で20名に両社の人気商品詰め合わせセットが当たります。
このプレゼント企画はコラボがポイントです。人気メーカーが一緒に行うキャンペーンは大きな話題を呼べ、応募者は簡単な応募条件で人気メーカーの商品がたっぷり入ったギフトが手に入るチャンスが得られます。
3. ホテル金沢
金沢駅から徒歩約1分の人気シティホテル「ホテル金沢」が行った、宿泊者を対象としたプレゼントキャンペーンです。公式インスタアカウントをフォローし、指定のハッシュタグ付きで写真や動画とともにホテル金沢の宿泊体験談を投稿するのが応募条件。抽選で1名にホテル金沢の商品券1万円分が当たります。
このプレゼント企画で、ホテル金沢はホテルの魅力を実際に宿泊した人に発信してもらえ、応募者はホテル金沢を割安でリピートできるチャンスが得られます。
インスタのプレゼント企画で多くの人に興味を持ってもらおう
インスタのプレゼント企画は、企画者側と応募者側の双方がメリットを得られるwin-winなマーケティング手法と言えます。ただし、インスタの規約を遵守すること、応募者が参加しやすい企画を考えることなど、成功に不可欠なポイントもあります。他社の事例なども参考にしながら、フォロワーが喜び自社の目標も達成できるようなプレゼント企画を考えてみましょう。
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