インスタでブロックすると相手にバレる?見え方や手順、注意点を解説
インスタグラムのブロックとは、指定した相手にだけ自分の投稿を非表示にできる機能です。対応に困るユーザーがいる時におすすめですが、ブロックしたことをバレたくない場合は少し注意が必要です。インスタグラムのブロック機能の概要と手順、相手にバレたくない場合に使える類似機能を紹介します。
・この記事の情報は執筆時点のものです。
・表示画面・操作方法は、OSやバージョンで異なる場合があります。
インスタグラムのブロック機能とは?
ブロック機能とは、インスタグラム上で特定の相手とのコミュニケーションを制限する機能です。ブロック機能の概要と、ブロックするとどんな画面になるのか両者の見え方を解説します。
ブロックとは自分の投稿を見られなくする機能
インスタグラムにおけるブロック機能とは、特定の相手に対して自分の投稿を非表示にしたり、やりとりを一部制限したりする機能です。フォロー/フォロワーの関係ではなくとも、全ユーザーに適用できます。ブロックしても相手に通知はされませんが、表示される画面がこれまでと少し異なります。
ブロックした側からの見え方
自分がブロックした側の場合、これまでの表示と下記の4点が異なります。
- 相手の投稿やストーリーがタイムラインから消える
- 相手からの「いいね」やコメントが非表示になる
- 相手のプロフィール画面にて投稿が非表示になる
- DMやビデオチャットができなくなる
ブロックする前にやりとりしたDMはスレッドに残りますが、新たなメッセージの送受信はできなくなります。
ブロックされた側からの見え方
反対にブロックされたらどうなるのか、ブロックされた側は下記の点がこれまでと異なります。
- 相手のプロフィール画面の情報が見られなくなる
- 相手のフィード投稿やストーリーがタイムラインから消える
- 相手を投稿時にタグ付けしても無効になる
- DMを送っても既読がつかない
- ビデオチャットができなくなる
- 相手のアカウント名で検索しても検索候補に表示されない
複数のアカウントを持っていても、自分がつくったすべてのアカウントをブロックされたら、違うアカウントから閲覧しても同様の表示となります。
インスタグラムで特定の相手をブロック/解除する方法
インスタグラムのブロック機能は、プロフィール画面から簡単に設定できます。ブロックのやり方・確認・解除のやり方を詳しく解説します。
インスタグラムでのブロックのやり方
1. ブロックしたい相手のプロフィール画面を開き、右上のメニューバーをタップする
2. 表示されたメニューから「ブロック」を選択する
3. 「××をブロックしますか?」との確認画面が表示されるので、内容を確認し「ブロック」をタップする
確認画面にて、「指定のアカウント」もしくは「その人が持つすべてのアカウント」をブロックするか選択できるパターンがあります。もし表示されたら希望する方を選択してからブロックに進みましょう。
ブロック確認のやり方
確実にブロックできたか心配な時は、下記の手順で確認できます。
1. 自分のプロフィール画面を開き、右上のメニューバーから「設定とプライバシー」を選択する
2. 「設定とプライバシー」画面にて「ブロックされているアカウント」を選択する
これまでブロックしたユーザーの一覧が表示されるので、該当のユーザーがあるか確認しましょう。
ブロック解除のやり方
ブロックしていたものの解除したくなった場合は、下記の手順でブロック解除が可能です。
1. 自分のプロフィール画面を開き、右上のメニューバーから「設定とプライバシー」を選択する
2. 「設定とプライバシー」画面にて「ブロックされているアカウント」を選択する
3. 解除したいアカウントの横にある「ブロックを解除」をタップする
4. 「ブロックを解除しますか?」との確認画面が表示されるので、「ブロックを解除」をタップする
その他、ブロック中の相手のプロフィール画面から直接ブロック解除もできます。プロフィール画面に飛ぶと「ブロックを解除」のボタンがあるので、タップして解除しましょう。
インスタグラムでブロックする際の3つの注意点
インスタグラムのブロック機能は、相手にバレる恐れや解除してもすべて元通りにならないリスクがあるので慎重に行いましょう。トラブルを防ぐために知っておきたい注意点を紹介します。
1. ブロックが相手にバレる可能性がある
冒頭で説明した通り、ブロックするとこれまでと表示が異なる点があるので、相手が気づいてしまうこともあるでしょう。例えば相手が自分のプロフィール画面に飛んでも、これまで見えていたのに「投稿がありません」と表示されます。
また、相手からDMは送れますが、自分には届かないため既読がつきません。ブロック前との見え方の違いでブロックされているか確認するユーザーもいるので要注意です。
2. ブロックを解除してもフォロー関係は戻らない
ブロック前にお互いにフォローし合っていた場合、ブロックを解除したとしてもフォロー/フォロワーの関係は自動的には戻りません。再度フォロー関係に戻りたいなら、再フォローが必要です。
しかし、フォローすると相手に通知が届いたり、相手が非公開アカウントの場合はフォロー申請が必要になったりします。今までブロックに気づかれていなかったとしても、通知や申請からブロックしていたことがバレるリスクもあるでしょう。
3. ブロックしてもグループスレッドではやりとりできる
インスタグラムのDMでは、複数人で会話ができるグループスレッドがつくれます。ブロックした相手と同じグループに属していると、グループスレッド内では自分の投稿や相手の投稿がこれまで通りに表示される仕組みです。グループでも会話をしたくない場合は、グループから退出するか、新たなグループをつくるなどの工夫が必要です。
相手にバレたくない場合に使える!ブロックの類似機能
ブロックしたことがバレたくない場合は、ブロックと同じような効果を発揮する類似機能を試してみるのがおすすめです。ブロックするまでではない相手とのやりとりを一部制限したい時にも使えます。ブロックに似た便利な機能を3つ紹介します。
ストーリーの公開範囲設定
特定の相手にストーリー投稿を見られたくない場合には、ストーリーやライブ動画のみ非表示にすることができます。
1. 自分のプロフィール画面を開き、右上のメニューバーから「設定とプライバシー」を選択する
2. 「設定とプライバシー」画面にて「ストーリーズと動画を非表示」を選択する
3. 「ストーリーズと動画を非表示」画面にて「ストーリーズとライブ動画を表示しない人」をタップする
4. 表示したくない相手にチェックを入れ、「完了」をタップする
公開範囲設定をしても相手には通知されず、ストーリーやライブ動画以外の機能は通常通り利用できるので相手にバレにくいのがメリットです。ただしハイライトも閲覧不可になるため、バレるリスクはゼロではありません。
アカウント制限
相手からのDMやコメントを受信拒否するアカウント制限機能もあります。
1 .DMのスレッド一覧から受信拒否したい相手のアカウントを選択する
2. やりとり中のDM画面上部に表示される相手のアカウント名部分をタップする
3. 相手のアイコンの下にある「オプション」から「制限する」を選択する
DMの受信拒否設定をすると、相手がメッセージを送ってもDMのスレッド一覧には表示されず、メッセージリクエストに届きます。通知はこなくなるので、実質的にブロックに近い状態となります。
1. 自分のプロフィール画面を開き、右上のメニューバーから「設定とプライバシー」を選択する
2. 「設定とプライバシー」画面にて「コメント」を選択する
3. 「コメント」画面にて「コメントをブロックする相手」をタップする
4. 検索窓でコメントの受信拒否をしたい相手のアカウントを検索し、アカウント名横の「ブロックする」をタップする
コメントの受信拒否が適用されるのは、設定後に送られたコメントからです。
ミュート機能
相手のフィード投稿やストーリー投稿を非表示にできるミュート機能もあります。
1. ミュートしたい相手のプロフィール画面中央にある「フォロー中」をタップし、表示されたポップアップから「ミュート」を選択する
2. 「ミュート」画面にて非表示にしたい項目をオンにする
ミュートならDMやコメントなどのやりとりは通常通りできるので、相手にバレる心配がありません。
インスタグラムのブロック機能を上手に活用して快適に楽しもう
ブロック機能は、インスタグラムで特定の相手とのやりとりを制限したい時に便利です。ただしプロフィール画面の表示やDMでのやりとりから、相手にバレる可能性があることも知っておきましょう。類似機能も活用しながら、快適なインスタライフを過ごしてください。