X(旧Twitter)を収益化をすると稼げる?│条件ややり方を分かりやすく解説
無料で使用できるTwitterでは収益を得ることが可能です。収益化の方法には、Twitter内の収益化プログラムや企業PR案件、アフィリエイトなどがあります。本記事ではTwitterで収益を得るための仕組みや条件、やり方に加えて、効果的なポイントと収益化に成功した人の実例を紹介します。
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Twitterの収益化プログラムとは?
Twitterには、広告収益の一部がクリエイターに還元される収益化プログラムがあります。申請する方法は簡単で、条件さえ満たしていればすぐに収益化を目指せます。まずは収益化プログラムの仕組みや、フォロワーが何人から申請できるのかといった条件を見ていきましょう。
Twitterで稼ぐ・収入を得るための条件
Twitterの収益化プログラムを利用するためには、以下の条件を満たす必要があります。
<条件>
- X Premium(旧Twitter Blue)に加入
- フォロワーが500人以上いる
- 過去3ヵ月でインプレッション数(ツイートの閲覧数)が500万回以上表示されている
なお、収益化プログラム以外で収入を得る方法については後ほど紹介します。
収益化の仕組み
Twitterの収益化プログラムとは、広告収益の一部がユーザーに還元される仕組みで、投稿への返信に表示される広告により収益が得られます。収益を得るためには、先述した条件を満たす必要があります。申請する手順は以下の通りです。
<手順>
- アプリを開いて左上のアイコンをタップし、「収益を得る」を選択(ウェブサイトでは「収益化」を選択)
- 「広告収益配分」をタップ
- オンライン決済サービスのstripeでアカウントを作成&連携、メールアドレス・電話番号・銀行口座の入力など、指示に従って登録
Twitterを収益化する4つの方法
Twitterでは、企業のPR案件を受注したり、アフィリエイトをしたりすると収益化ができます。自分に合った方法で収益化を目指してみませんか。
① 企業のPR案件を受注する
Twitterでは、企業のPR案件を受注することで収益化が可能です。企業のPR案件を受けるには、DMによる連絡を受けたり、インフルエンサーマッチングサイトに登録したりします。
企業の商品やサービスの認知を向上させるために、狙ったターゲット層と相性の良いインフルエンサーに依頼が届きます。しかし、マッチングサイトはフォロワー数の多さが条件となっている場合があるので注意が必要です。
② Twitter内で収益を得る
Twitte内では前述した収益化プログラム以外にも、以下の機能で収益が得られます。
収益を得られる機能 |
特徴 |
チップ(Tips) |
・応援や感謝の気持ちを投げ銭としてフォロワーが送ってくれる機能 |
スーパーフォロー |
・登録者限定のコンテンツを公開できる機能で ・月額のサブスクリプション形式で収益を得られる
|
有料チケット制スペース |
・チケットを購入した人だけが参加できるラジオのような音声配信の機能 ・企業・個人どちらも誰でも利用ができる
|
Twitter内で完結する方法では、フォロワーとのつながりも深められるでしょう。
③ アフィリエイトで収益を得る
アフィリエイトを利用して収益を得る方法は2パターンあります。
<方法>
- ツイート(ポスト)に直接アフィリエイトリンクを貼る
- アフィリエイトリンクを掲載しているサイトへ誘導する
なお、ツイートに直接アフィリエイトリンクを貼る時は、ステルスマーケティング規制により「広告」や「PR」などの明記が必要です。明記していない場合は、アカウントが凍結される可能性があるので注意しましょう。
④ 自社商品やサービスの購入へ誘導する
自社商品やサービスを販売している場合は、オウンドメディアへ誘導して収益を得るのもひとつの方法です。商品やサービスの紹介を投稿する際に、リンクを貼り付けて自社のオウンドメディアに誘導すると購入までの導線作りに利用しやすくなります。ユーザーの興味を引くには、画像や動画を活用して目を引く内容にするのがポイントです。
Twitterで効果的に収益化する4つのポイント
Twitterで収益を得るにはアカウントの信頼性を高め、フォロワーを増やすことも大事になってきます。またエンゲージメントを高めるには、フォロワーとの交流も不可欠です。紹介する4つのポイントを押さえながら、効果的に収益化へつなげましょう。
① プロフィールを充実させる
プロフィールによってアカウントの第一印象が決まります。Twitterで収益化を目指すなら、まずはプロフィールを充実させましょう。ユーザーがフォローするかを決める時は、プロフィールが判断の後押しになります。
<プロフィールに設定する項目>
- 自己紹介文
- プロフィール画像やヘッダー画像の設置
- ウェブサイトのリンク
- 自分の経歴や伝えたいことを記載 など
アカウントの情報や目的を明記すると、ユーザーの安心や信頼にもつながります。
② 質の高い投稿を継続する
投稿は収益化だけを考えた内容の薄いものではなく、有益な内容を継続して行うと信頼性が増します。内容を充実させるには文字数ギリギリの140字で投稿して、ユーザーが興味を持つ内容を意識するのがポイントです。さらにトレンドを取り入れると拡散されやすくなります。
投稿内容の他に更新頻度も重要です。投稿回数が少ないアカウントだと、ユーザーにとってフォローするメリットがないと思われやすくなります。1日に3~5回を目安に、毎日継続して投稿を行うことが大切です。
③ ユーザーと交流をする
ユーザーと積極的に交流して距離が縮まると、アカウントの信頼性と商品の説得力が増します。それにより、アフィリエイトや企業のPR案件の商品購入につながりやすくなるでしょう。
<交流方法>
- いいね
- リツイート
- フォロー返し
- リプライへの返信
- DM など
④ アカウントのデータを分析する
ツールを活用してデータの分析を行うことも、Twitterの収益化において重要なポイントです。Twitter Analytics(ツイッターアナリティクス)を活用して、投稿に対する反応やフォロワーが増えた投稿などを分析します。どのような投稿が好まれ、フォロワーを増やしやすいのかを把握することで、収益化につなげましょう。
Twitterでどのくらい稼げる?収益化の実例
Twitterの収益化プログラムを利用して、広告収入を得ている有名人は多くいます。実際の収益モデルを確認して、いくら稼げるのかイメージしてみましょう。
事例①|ひろゆきさん
フォロワー数が約240万人のひろゆきさんは、広告プログラムによって2328ユーロ振り込まれていたと自身のツイートで報告し、2〜7月で約36万円を稼いだと公開。1ヵ月で6万円ほどの収益を得ています。
事例②|ぬこー様ちゃんさん
フォロワー数が約48万人の漫画家ぬこー様ちゃんさんは、2~7月で収益が約31万円だったことを公開しています。1ヵ月で約5万円の収益になりました。フォロワーはひろゆきさんよりも少ないものの、月間のインプレッション数は約4億。Twitterの収益化はフォロワー数だけではなくインプレッション数も重要といえるでしょう。
Twitterで収益化する方法を実践してみよう
Twitterは、収益化プログラムや企業のPR案件、アフィリエイトなどを利用して収益化ができます。収入を得るには「フォロワーが500人以上」や「500万回以上表示されている」など、いくつかの条件をクリアする必要があります。効率的に収益化をするために、フォロワーとも積極的に交流をして魅力的なアカウントを作りましょう。
SNSの稼ぎ方については、以下の記事で紹介しています。
Twitterの他に、インスタでも収益化が可能です。下記記事で詳しく解説しているので参考にしてください。