インスタ(Instagram)で動画が再生されない原因は?トラブル時の対処法を解説
インスタグラムは写真や動画共有で人気ですが、動画が見られない、音声が聞こえない経験をしたことはないでしょうか?動画が正常に再生されない原因は、ネット環境やスマホの容量不足、動画破損などが考えられます。この記事では動画が見られない原因や対処法を詳しく解説。インスタグラムで快適に動画を見るための参考にしてみてください。
・この記事の情報は執筆時点のものです。
・表示画面・操作方法は、OSやバージョンで異なる場合があります。
インスタグラムの動画が再生できない7つの原因
インスタグラムの動画が見られないことがありますが、DMで送られる動画は、送る側が動画の再生回数を設定できる仕様なので、その回数を超えると見ることができません。ただし、その他の理由で見られない場合は、通信やスマホの不具合から動画そのものの問題まで、さまざまな原因が考えられます。まずは主な原因についてチェックしましょう。
原因① インターネットの接続が不安定
インスタグラムの動画が再生できない場合は、Wi-Fiの信号が弱い、正常に接続されていないなど、インターネットの接続に不具合が起きている可能性があります。多数の人が同時に利用する公衆Wi-Fiを使用している場合も、Wi-Fiの接続が不安定になります。その場合は動画だけではなく、投稿や画像の読み込みにも時間がかかったり、表示できなかったりします。
原因② インスタグラム側で不具合が起こっている
インスタグラム側に何らかの不具合が生じている場合も、動画再生ができないことがあります。この場合は、ユーザー側が解決することはできません。公式サイトの情報やSNSで同じような問題が起きている人がいないかチェックしてみましょう。
原因③ スマホのメモリ・ストレージ容量が不足している
スマホのメモリが不足しているとスマホ自体の動作が遅くなり、画面が固まる、動画が再生できないなどの現象が起きます。メモリとは作業をするための「机の上のスペース」のようなもの。メモリの容量が少なくなると、アプリが正常に動かなくなります。
また、スマホのストレージに保存した画像や動画が多く空き容量が少ないと、スマホの動作にも影響が及びます。
原因④ キャッシュが溜まっている
キャッシュが溜まっていると、アプリに負担がかかって動作が重くなり、動画が再生できないことも。例えばハイライトやストーリーで矢印が出てしまうといった現象が起きます。
キャッシュとは、読み込んだ情報をスマホやPCに一時的に保存し、次に開く際に速く読み込めるようにするための機能です。スマホの場合はメモリに保存されています。インスタグラムでは、画像や動画を頻繁に見るのでキャッシュが溜まりやすい傾向があります。
原因⑤ スマホの通信制限がかかっている
データ通信制限が上限を超えている場合はスマホの通信速度が遅くなり、動画再生に影響が出ます。インスタグラムのリールや動画は、データが大きいため読み込めない場合がほとんど。スマホを契約しているデータ通信容量の上限を確認する必要があります。
原因⑥ 動画ファイルが破損している
インスタグラム上で特定の動画だけが見られない場合は、その動画ファイルが破損している可能性も。動画編集の際のエラーや、送信中にインターネットの接続が悪かったなどが原因で、動画ファイルが破損することもあります。
原因⑦ インスタグラムアプリのバージョンが古い
使用しているインスタグラムのバージョンが古いと、不具合が起きたり、最新の機能が反映されなかったりして、動画が見られないことがあります。自動更新機能を有効にしておけば自動でアップデートされますが、有効にしてない場合は最新バージョンにアップデートしましょう。
インスタグラムの動画が再生できない時の6つの対処法
インスタグラムの動画が見られない場合は、原因に応じた対処をすることが大切です。具体的な対処法を解説します。
対処法① Wi-fiの再接続やルーターを再起動する
Wi-Fiの電波状況が良い場所に移動し、インターネットの安定した接続を確保しましょう。この方法で動画が再生されない場合は、Wi-Fiルーターに不具合が生じている可能性があるので、ルーターの設定を見直して再起動してみてください。
対処法② スマホ・PCを再起動する
スマホやPCの電源を一度切り、再起動してみましょう。基本的な方法ですが、インスタグラムを使用しているスマホやPCの方に障害がある場合、再起動によって不具合が解消されることもあります。
対処法③ インスタグラムのアプリを再起動する
インスタグラムのアプリを再起動することで、不具合が解消して動画が見られることもあります。iPhoneとAndroidでのやり方は次の通りです。
- iPhone X以降の場合は画面下中央から上にスワイプ、iPhone8以前の場合はホームボタンをダブルクリックして、Appスイッチャーを表示する
- インスタグラムを上に向かってスワイプさせて終了し、再度アプリを開く
- ホーム画面左下の■をタップする
- マルチタスク画面が表示されたら、インスタアプリを右方向にスワイプさせて終了し、再度アプリを開く
対処法④ インスタグラムのアプリをアップデートする
インスタグラムのアプリは自動更新機能が付いている場合が多いですが、手動でもアップデートできます。
- App Storeを開く
- アップデートが必要な場合は、インスタグラムの隣に「アップデート」のボタンが表示されるのでそれをタップする
既に最新バージョンの場合は「開く」と表示されています。
- Google Play Storeを開く
- 「マイアプリ&ゲーム」をタップし、インスタグラムを検索する
- 最新バージョンでは「開く」と表示されるが、最新バージョンでない場合は「更新」ボタンをタップする
その他、スマホのOSも最新バージョンにアップデートしておくことをおすすめします。
対処法⑤ スマホ内の画像や動画を削除・移動する
スマホのストレージの空き容量を増やすために、保存されている不要な音楽や画像、動画などは削除しましょう。必要なものはPCにケーブルを接続して移動し、保存しておくのがおすすめ。また使っていないアプリはアンインストールすると空き容量を増やせます。
対処法⑥ キャッシュを削除する
インスタグラムのアプリに溜まっているキャッシュを削除すれば、スマホのメモリやストレージの空き容量が増えるため、動画が再生できないといった不具合が解消されることがあります。
- ホーム画面でインスタグラムのアイコンを長押しする
- 「Appを削除」を選択する
- App Storeから再度アプリをインストールする
- ログインし直す
- スマホの「設定」を開く
- アプリ⇒インスタグラム⇒ストレージをタップする
- 画面下にある「キャッシュ(またはデータ)の削除」をタップする
「Safari」や「Google Chrome」といったWeb版ブラウザのキャッシュを削除することでも、メモリや空き容量を増やせます。
インスタグラムの動画が再生できない場合はツール活用も有効
手前で説明した対処法で解決できない場合や、もっと簡単に解決したい時には、ソフトやアプリなどのツールを使うのも有効です。ツール活用の例を紹介します。
メモリ・ストレージ解放のソフトやアプリを活用する
スマホ内のメモリを解放して最適化するアプリや、キャッシュを削除するアプリを活用するのもおすすめ。メモリ不足が解消されると、スマホがサクサクと動くようになります。画像や動画を破損することなく簡単にPCへ転送できるソフトやアプリの活用も、ストレージの空き容量の確保に有効です。
動画修正ソフトを活用する
動画ファイル自体に不具合がある場合は、動画修正ソフトを使えば解消できる場合も。手持ちのPCにソフトをインストールした後、簡単な作業で動画が修復できます。MP4・MOV・M4V・MKVなどさまざまな動画形式に対応しているものもあるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
原因と対処法を知り、インスタグラムの動画をサクサク見よう
インスタグラムの動画が見られない原因は、Wi-Fi接続の不安定や、メモリ・ストレージ不足、動画破損、アップデートの未対応などが考えられます。動画が見られない時は今回紹介した対処法を試してみて、インスタグラムの動画視聴や投稿を楽しんでくださいね。