Instagram(インスタグラム)が伸びないのはなぜ?原因と対処法を解説
インスタグラム(Instagram)を続けているけど、なかなか伸びないと悩んでいる人もいるでしょう。リーチ数や「いいね」の数、フォロワー数などそれぞれが伸びない原因を知り、対策をすることが伸びるためのコツです。本記事では、インスタが伸びない原因と対処法を解説します。
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インスタグラム(Instagram)が伸びる仕組みとは
インスタグラム(Instagram)は、フィードや発見タブ、リールタブに投稿が表示されることで、アカウントが成長しやすくなる仕組みです。そのため、多くのユーザーに投稿を見てもらうには、Instagramのアルゴリズムを理解することが重要です。
アルゴリズムはフィード、ストーリー、リール、発見タブごとに異なります。例えば、発見タブに表示されやすくするには投稿の保存や「いいね!」、シェアなどユーザーのアクションが重要な要素となります。
アルゴリズムについては、こちらの記事を参考にしてください。
インスタ投稿のリーチ数が伸びない3つの原因と対策
インスタが伸びない原因は、さまざまです。ここでは、インスタ投稿のリーチ数が伸びない原因と対策を紹介します。
原因①投稿頻度が低い
更新頻度が低いのは好ましくありません。投稿頻度が増えることでユーザーの目に留まる機会が増え、リーチ数を伸ばしやすくなります。理想的には2〜3日おきの投稿が望ましいですが、毎日投稿できればさらに効果的です。
ただし、内容の薄い投稿を頻繁にするよりも、質の高い投稿を数日ごとに行う方がユーザーに好まれます。また、ストーリーは1日1回の更新が望ましいとされています。
原因②ハッシュタグの数が多い
ハッシュタグのつけ過ぎもNGです。人気のハッシュタグだからと上限の30個ギリギリまでつけてしまうと、ライバルの投稿の中に埋もれてしまい、ユーザーの目に留まらないことがあります。それを防ぐためにも、関連性の高いハッシュタグだけを選ぶようにしましょう。
実際、インスタの公式では「適切なハッシュタグの個数は最大5つ」と推奨しています。投稿の目的を明確にし、フォロワーや新規ユーザーが興味を持つようなハッシュタグをつけるのがおすすめです。
原因③投稿時間が決まっていない
一般的に「バズりやすい」と言われているユーザーがよく利用する時間帯に投稿すると良いとされています。ターゲットユーザーがアクティブな時間帯に投稿することが最も効果的です。また同じ時間帯に投稿することで、投稿の忘れ防止にも役立ちます。投稿をルーティン化することで、さらに効果が高まるでしょう。
<おすすめ投稿時間>
7時〜8時…通勤・通学の時間帯
12時〜13時…ランチ休憩帯
20時〜23時…就寝前の自由時間
インスタ投稿の「いいね」数が伸びない3つの原因と対策
次に、インスタ投稿の「いいね」数が伸びない原因と対策を解説します。意外にやってしまうことが多いので、気を付けましょう。
原因①「いいね」を押したい投稿ではない
投稿内容が魅力的でなければ、ユーザーは「いいね」を押す気になりません。ターゲットユーザーの興味を惹く投稿を意識することが重要です。ユーザーのニーズに寄り添い、関心の高い内容にすることで、ファンを獲得しやすくなり、「いいね」も押してもらいやすくなるでしょう。
原因②アクションを促していない
ユーザーにアクションを促していないことも、「いいね」の数が伸びない原因の1つです。この問題を解決するには、「いいねしてね」や「ハートマークをタップしてね」といった文言を投稿に添えたり、文言が記載された画像を投稿の最後に挿入したりなどの工夫をしてみましょう。
人間は視覚的に明確な行動を促されると、それを無意識に行う習性があります。具体的な指示がないと、ユーザーは次の投稿へ流れてしまうため、投稿にはCTA(Call To Action:具体的な行動を促す呼びかけ)を必ず含めることをおすすめします。
原因③フォロワーとコミュニケーションを積極的にしていない
フォロワーとのコミュニケーションが少ないことも、「いいね」の数が伸びない要因です。対策としては、日頃から積極的にフォロワーと交流するのがおすすめ。コメント欄やストーリー、DMでのやりとりはもちろん、他のユーザーの投稿に「いいね」することも効果的です。
フォロワーとコミュニケーションをとることで、「いいね」の反応が返ってきて、さらなる交流につながります。またフォロワーとのコミュニケーションが活発なアカウントは、おすすめ欄にも表示されやすくなります。
インスタのリール再生数が伸びない2つの原因と対策
次は、インスタのリール再生数が伸びない原因と対策について見ていきましょう。リールを伸ばすために重要なのは総再生数を伸ばすこと。総再生数を伸ばすために後述するポイントを意識してみてください。
原因①動画の途中で離脱している
リールは最後まで見てもらえないと、再生数が伸びません。対策として、次の3つを実行してみてください。
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冒頭でユーザーの心を惹きつける
開始約3秒でユーザーの関心を惹くことが重要です。
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テンポを意識する
フラストレーションがたまらず、かつ退屈にならない、サクサクと心地良く見られる動画を意識します。音楽やエフェクト・テロップなどを工夫すると良いでしょう。
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ターゲットは広くする
リールは多くのユーザーが興味を持ってもらえるような内容の方が、伸びやすい傾向にあります。投稿前に内容がわかりづらくないか、マニアックすぎてはいないかを、チェックしてください。
原因②フォロワーの利用時間に投稿していない
フォロワーが閲覧していない時間帯に、リール投稿をするのも数字が伸びない原因になります。まずはフォロワーがインスタをよく利用するゴールデンタイムの投稿を心がけてみましょう。
閲覧回数が伸びやすい時間帯は、19〜23時と言われています。投稿後のエンゲージや視聴率の良さがきっかけとなり、おすすめ欄にも載りやすくなるため、さらなる再生回数を狙えます。
インスタのフォロワー数が伸びない3つの原因と対策
続いて、インスタのフォロワー数が伸びない原因と対策を解説します。フォロワーを伸ばしてアカウントを育てていきましょう。
原因①ジャンルに統一感がない
ジャンルがバラバラだと、フォロワーがつきにくい傾向があります。「このアカウントはなにを伝えたいのか」がはっきりしないと、ユーザーにスルーされやすくなるためです。
対策として挙げられるのが、アカウントに統一感を持たせること。ユーザーが投稿を見た際に、一瞬で伝えたいことが分かるので、フォローされやすくなります。ターゲットの設定を見直し、ユーザーが興味関心を持つジャンルを研究して、投稿していきましょう。
原因②プロフィールを見てもらっていない
プロフィールを見てもらわないと、フォロワー数獲得につながりません。ユーザーがフォローするのは、以下の流れが一般的です。
- 投稿に惹かれる
- アカウントに飛び、ほかの投稿も見る
- プロフィールに対して興味を持ち、フォローする
まずはプロフィールまで飛んでもらう道筋を作ることが大切です。例えば、投稿のキャプションに自分のアカウントIDを入れたり、オリジナルのダグを作成したりするのも良いでしょう。プロフィールに飛ばなければ他の投稿が見られないため、投稿をシリーズものにするのも効果的です。
原因③フォローする価値が見当たらない
ユーザーにとってフォローする価値が感じられないと、スルーされてしまいます。そうならないためにも、プロフィールにフォローするメリットを入れておくのがおすすめです。
例えば「最新のコスメ情報をお届け」など、美容に関心があるペルソナに刺さるワードを書くと、ユーザーの興味を惹きやすくなります。関心を持ってもらえそうなコンテンツを重点的に投稿して、フォロワーを増やしていきましょう。
インスタが急に伸びなくなった原因と対策
今まで順調にインスタが伸びていたのにもかかわらず、急に伸びなくなってしまったらシャドウバンになっている可能性も考えられます。
シャドウバンとは、アカウントが制限されてハッシュタグから閲覧できなくなったり、コンテンツが表示されなくなったりすることです。インスタ側から通知がないため、急に伸びなくなって驚く人もいるでしょう。シャドウバンには、以下のような原因が考えられます。インスタの利用規約に違反しているため、すぐにやめるのが賢明です。
- 禁止されたハッシュタグの使用
- フォロワーの購入
- 自動ツールの使用
- 短時間で大量に行うフォローや「いいね」、コメント
- 繰り返し行われるいいねの取り消しやフォロー解除
- 誹謗中傷や著作権違反などの投稿
- アカウント作成直後の連続投稿
- 毎回同じリンク先に遷移
- 報告(通報)
インスタが伸びない原因と対処法を学んでアカウントを育てよう
インスタが伸びない時は、原因を見つけて投稿内容やリール、プロフィールの見直しなどの対策が大切です。フォロワーのペルソナを掴んで投稿内容を充実させ、興味関心の湧くアカウントに育てていきましょう。