Instagram(インスタグラム)でバズる基準は?バズる仕組みとやるべきことを解説
Instagram(インスタグラム)で投稿がバズる基準は、「アルゴリズム」というルールに沿っているかどうかです。ユーザーからのいいねや保存が多いなど、アルゴリズムに基づいた運用をすればバズる可能性も高まります。インスタグラムの投稿がバズる基準や、バズるためにやるべきことを解説します。
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Instagram(インスタグラム)でバズるとはどんな状態?
インスタグラムにおいて「バズる」とは、短い期間の中でたくさんの注目を集め急激に拡散され、さらにはその投稿が話題になっている状態のことです。
投稿後短期間で多くのユーザーが見て、発見タブに投稿が掲載されれば「バズっている」ことになるでしょう。語源となるのは英語の「Buzz」で、ガヤガヤ話す・噂が飛び交うの意味を持ちます。
インスタグラムの投稿がバズる仕組み
そもそもインスタグラムでバズる仕組みとは、どのようになっているのでしょうか。わかりやすく以下にまとめました。
- 投稿をして、フォロワーに閲覧される
- フォロワーが「いいね・保存・コメント・シェア」などをする
- 発見タブに表示される
- フォロワー外のユーザーに閲覧され、2のようなリアクションが起きさらに拡散される
たくさんのユーザーが投稿を見て「いいね・保存・コメント・シェア」をすると発見タブに表示され、さらに新しいユーザーに閲覧されていく仕組みです。閲覧されるだけではなく、いいねやコメントなどをもらいエンゲージメントを高めることも重要です。
インスタグラムでバズる基準は「アルゴリズム」に沿っているか
インスタグラムで投稿をバズらせるための基盤は、「アルゴリズム」というルールによって判断されます。例えば以下のようなことを決めるのがアルゴリズムです。
- ストーリーズを左から何番目に表示するか
- 発見タブでどの投稿をレコメンドするか
インスタグラムを運用するにあたり「バズりたい、収入につなげたい」という人もいるでしょう。インスタグラム社はアルゴリズムの仕組みを一部しか公開していませんが、バズらせるためにはまずアルゴリズムの知識をつけ、インスタグラムから投稿が評価されることが大切です。まずは、成功事例から導き出した3つの基準について紹介します。
インスタグラムユーザーとの親密度が高いこと
インスタグラムでバズる基準のひとつは、閲覧するユーザーとの親密度が高いかどうかです。親密度はストーリーズ・コメント・DMのやり取りなどを通じて、ユーザーとコミュニケーションすると上昇していく仕組みです。
親密度が高くなると、フォロワーのストーリーズの左側に優先的に表示される、ホームで上位に表示されるなど、さらにユーザーが閲覧・アクションを起こしやすい状態に。その積み重ねがインスタグラムのアルゴリズムから評価を受け、バズを引き起こします。
保存率が高いこと
保存率の高さもインスタグラムでバズる基準のひとつです。保存率とはインスタグラムの投稿を閲覧するユーザーが、どれだけ保存しているかの数値のことを示します。
保存率は「保存数 ÷ 投稿のリーチ数 ×100(%)」で計算され、この数値が2~3%であればバズりやすくなります。保存される数が多い投稿は、「ユーザーへクオリティの高い投稿をしている」と評価されるでしょう。
ホーム率が高いこと
ホーム率の高さもインスタグラムでバズる基準であると考えられます。ホーム率とは自分の投稿に対して、フォロワーがホームからどれだけアクセスしてくれたかの数値のこと。
ホーム率は「ホームからのインプレッション数 ÷ フォロワー数 ×100(%)」で計算され、この数値が40~50%になればバズりやすくなります。高い数値であれば、ユーザーとのかかわりも深く「必要とされているアカウント」と評価されます。
インスタグラムの投稿がバズらない原因
インスタグラムの投稿がバズらない原因は、間違った方法でインスタグラムを運用しているせいかもしれません。どうしてバズらないのか原因を突き止め、今後の運用に活かしてみましょう。
フォロワーに投稿を見られていない
そもそも自分の投稿がフォロワーに見られないと、バズることはできません。インスタグラムの投稿は最初にフォロワーからアクションを得ることで、フォロワー外のユーザーに拡散される仕組みです。この場合フォロワーに投稿を見てもらうための工夫が必要となります。
ユーザーからのアクションがない
ユーザーから投稿へのいいねやコメントがないことも、バズらない原因。インスタグラムでバズるためにはいいね、コメント、保存、シェアなどを受けてエンゲージメント率を高める必要があります。特に保存率は重要なので、自分の投稿の数値を確認してみてはいかがでしょうか。
ハッシュタグの分析だけに気をとられている
投稿に付けるハッシュタグを分析しているだけでは、バズることは狙えません。インスタグラムでは投稿を分類するためのハッシュタグが付けられますが、ハッシュタグからのユーザーの流入はごくわずかで、多くが発見タブというおすすめ欄から投稿を見ています。
ハッシュタグの分析だけに気を取られ過ぎていることでバズるところから遠ざかっているかもしれません。しかし、アカウント運用の初期段階ではハッシュタグも重要です。内容やジャンル、ターゲットとしているユーザーに合わせたハッシュタグを選んでみましょう。
インスタグラムでバズるためにやるべき5つのこと
インスタグラム運用では、戦略を立て工夫をしながら投稿をするのがコツです。ここでは、バズるためにやるべき5つのことを紹介します。
1. フォロワーと交流する
写真など投稿にコメントや、ストーリーズ・DMの中でフォロワーと交流すると、バズるために重要な親密度を効果的に高められます。ストーリーズで親密度を上げるために重要なのは以下のポイントです。
- 更新は定期的に行う
- アンケートや質問、投票など回答でリアクションをもらう
- スタンプなどのリアクションをもらう
- リンクを付けて投稿へ促す
ユーザーからのアクションが多いほど親密度も高まり、バズることに近づくでしょう。
2. いいねや保存したくなるような投稿をする
バズるためにはいいねや保存につながる魅力的な投稿をしましょう。投稿へのいいねなどのアクションはホーム率の上昇、保存されると保存率の上昇に繋がり、バズりやすくなります。
そのためには、投稿の最後にいいねや保存を促すような文言を記載するなどの工夫をします。リールは「いいねしてね」など保存を推奨する音声や、メッセージを残すなどの工夫をしてみても良いかもしれません。
3. プロフィールへ誘導できるような工夫をする
1つの投稿から、自分のプロフィールや他の投稿へ誘導できれば新たにフォロワーが増えたり、他投稿へのアクションや保存数が上がったりする可能性もあります。投稿からユーザーがプロフィールにアクセスしてくれた回数を表した数値を「プロフィール遷移率」といい、「プロフィールアクセス数 ÷ 投稿のリーチ数 × 100(%)」で求められるので、3〜5%を目指すようにしましょう。
そのためには、プロフィールに誘導するような文章や、似たようなジャンルの投稿であれば「他の投稿も見たい」と思わせるコンテンツを作成することが大切です。例えばランキング投稿なら1~5位、6~10位などいくつかの投稿に分ける方法があります。誘導を上手く使うことで、今後の投稿やストーリーへのアクションも安定的に増加する可能性も出てきますよ。
4. インスタグラムのトレンドを意識して投稿する
インスタグラムで今何が流行っているかリサーチして投稿するのも、バズるために効果的です。季節やイベント、最新の食べ物などユーザーが何を求めているのか先読みするポイントです。また、リールやストーリーズではトレンドのBGMを使用してもユーザーのアクセスにつながるでしょう。
5. 情報がまとめられた投稿の作成
たくさんの有益な情報がまとめられた投稿は、ユーザーにとって有益であり保存につながります。1投稿の中でランキングや、コーデのまとめなどさまざまな情報をまとめた投稿を作成してみてはいかがでしょうか。滞在時間もアルゴリズムの評価に直結するため、ユーザーが長く閲覧できる投稿が理想です。
バズる基準を理解して、インスタグラム運用を成功させよう!
インスタグラムでバズるにはアルゴリズムを理解し、バズる基準を満たす必要があります。そのためには、投稿への工夫やフォロワーとの交流が大切になってきます。伸び悩みを感じている人は、その原因がどこにあるのかもう一度確認をしてみてはいかがでしょうか。バズらせる方法を理解し、行動すればインスタグラム運用を成功に導くことができるはずです。