インスタグラムの投稿におすすめの時間帯は?【いいね】が増えるコツも伝授
せっかくインスタに投稿をしても、「いいね」がつかず悩んでいる人は多いもの。人が多い時間帯を狙って投稿すると、閲覧数が増えて「いいね」がつきやすくなります。今回はインスタの投稿におすすめの時間帯を始め、具体的な例や調べ方、「いいね」を増やすためのコツを紹介します。
・この記事の情報は執筆時点のものです。
・OSやバージョンで異なる場合があります。
インスタの投稿におすすめの時間帯
インスタに投稿する時間を考える際のポイントは、自分のフォロワーの動きに注目すること。また、一般的に閲覧数が増えやすい時間帯もあります。
自分のフォロワーがアクティブな時間帯
インスタの投稿におすすめしたいのは、自分のフォロワー層がアクティブな時間帯です。フォロワーは1日中ずっとインスタをチェックしているわけではなく、生活の合間に閲覧しています。閲覧しやすいタイミング、つまりインスタ上でアクティブな時間帯に合わせて投稿を行えば、より目に留まりやすくなります。
平日は昼と夜・休日は日中
フォロワー層はビジネスパーソン・主婦・学生などが考えられますが、どの層も平日の昼と夜、休日の日中はアクティブな傾向にあります。総務省の調査報告書(※)によると、平日は12・13時台と20~23時台、休日は日中から夜にかけてのインターネット利用が多くなっています。
平日の昼はランチタイムです。食事や休憩を取りながらインスタを見る人が多く、アクティブになりやすいタイミング。平日の夜は仕事・学校・家事など、日中の用事がすべて終わり、くつろぎながらインスタを見る人が多い時間帯です。休日は平日と異なり、自分の時間を持ちやすいため日中からインスタの閲覧が増える傾向にあります。
※出典:
総務省情報通信政策研究所│令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
インスタの投稿にベストな時間帯の例
ここからは、インスタの投稿にベストな時間帯の具体的な例を見ていきます。前の段落でインスタの投稿におすすめの時間帯について触れましたが、さらに各時間帯の特徴や効果的な投稿などを詳しく解説します。
通勤・通学
インスタの投稿をチェックする人が多い通勤・通学の時間帯は、投稿にベストな時間帯と言えるでしょう。フォロワーにビジネスパーソンや学生が多い場合、この時間帯がアクティブになりやすい傾向に。起床時にとりあえずインスタを確認する人も少なくないので、早朝の閲覧もカバーしたいなら、前の日から投稿しておくのもおすすめです。
お昼
お昼は休憩に入る人が多いため、インスタの投稿に向いている時間帯です。ただし、お昼はインスタの閲覧だけではなく、他ユーザーの投稿も増えやすくなります。画像を積極的に使う、共感を得やすい内容にする、複数回投稿するなど、自分の投稿が埋もれてしまわないような工夫が必要です。
帰宅から就寝まで
帰宅から就寝までの間は、インスタの投稿にベストな時間帯の一つです。夜の早い時間帯は学校終わりの学生の閲覧が多くなります。ただし、友達などと一緒に過ごしている場合もあるので、深く読み込むような内容より、さらっと見られる投稿の方がベターです。
20~22時頃は、仕事や家事を終えたビジネスパーソン・主婦もくつろぎ始める時間帯で、より多くの閲覧が望めます。昼と同じく投稿する人も多いので、他と差のつく投稿を意識しましょう。
インスタの投稿にベストな時間帯の見つけ方
ここまで挙げたインスタ投稿におすすめの時間帯は、あくまで一般的なものです。より多くのユーザーに投稿を見てもらうためには、自分のアカウントにおいて、リアクションがもらいやすい時間をリサーチすることも大切です。ここからは、インスタの投稿にベストな時間帯を見つける具体的な方法を紹介します。
インサイト機能でフォロワーがアクティブな時間帯を調べる
インスタに備わっているインサイト機能で、フォロワーがアクティブな時間帯を分析する方法があります。インサイト機能とは、自分のアカウントページや投稿を閲覧しているユーザーが、いつ・どのようなアクションをしているかなどデータで確認できる機能です。このインサイト機能を使えば、閲覧が多い時間帯を狙って投稿できます。
なお、インサイト機能はプロアカウントでのみ利用可能です。プロアカウントは企業などがビジネス目的で使用するものですが、個人でも設定の変更で簡単に切り替えられます。ただし、一部のデータはフォロワーが100人以上いないと見られないので注意しましょう。
1. プロフィール画面右上の3本線のメニューを選択する
2. 「設定とプライバシー」→「アカウントの種類とツール」→「プロアカウントに切り替える」の順番で選択する
試しに複数の時間帯や曜日に投稿してみる
いろいろな時間帯に投稿して、どの時間帯にリアクションが多いか調べるのも一つの方法です。自分で一つ一つテストするので、細かいデータを取れることがメリット。数週間ほどテストを続けると、ユーザーの傾向がわかってきます。
とはいえ、時間帯別に小刻みな投稿を行うことは容易ではありません。そのような時は、予約投稿機能を利用すると便利です。予約投稿とは、その名の通りインスタの投稿時間を予約する機能です。プロアカウント、かつ予約投稿に必要なインスタ公式ツールを使えるパソコンからの利用である場合に使用できます。
分析ツールを使う
インスタに備わっているインサイト機能ではなく、外部の分析ツールを使ってユーザーの動向を調べる方法もあります。ツールごとにさまざまな機能を備えており、なかにはおすすめの投稿時間帯を示してくれる便利なものもあります。無料か有料かはツールによって異なるので、特徴や強み、アクティブな時間帯の見方などを確認して、興味があれば利用を検討してみてはいかがでしょうか。
フォロワーに直接聞いてみる
自分のアカウントのフォロワーに、どのような時間帯に閲覧することが多いか直接聞いてみるのも一案です。投稿内で質問してコメント欄に書いてもらう他、ストーリーの質問機能を使ってリアクションしてもらう方法もあります。
インスタで「いいね」が増える投稿のコツ
最後に、インスタ投稿で「いいね」を増やすためのコツを紹介します。ユーザーの動向を分析して閲覧が増えても、「良い投稿だ」と思ってもらえるとは限りません。そこから「いいね」獲得につなげるには、次のような工夫が重要となるでしょう。
投稿内容に合わせて時間帯や曜日を変える
「いいね」を増やすコツは、内容に合わせて投稿する時間帯や曜日を変えること。例えば通勤・通学の時間帯は、隙間時間にインスタをチェックする人に合わせた簡単な内容や、1日の始まりにぴったりなポジティブな投稿がマッチします。
じっくり読んでもらいたい内容は、インスタの閲覧に時間をかけやすい平日の夜や休日に投稿するのがおすすめです。
画像や投稿文にこだわる
画像や投稿文にこだわることも「いいね」をもらうために重要です。画像は見た人の興味を引きやすいよう、画質・フィルター・構図などを工夫します。投稿文は単調なものにするのではなく、感じたことを細かく表現するなど、内容にもこだわってみましょう。
ハッシュタグを使う
インスタではハッシュタグを使って投稿を検索する人が多いので、活用すれば閲覧数がアップし、「いいね」も増える可能性があります。流行のタグを探したり、独自のタグを考えたりしてつけてみましょう。やみくもに大量につければ良いわけではなく、多くて5~6個ほどが目安です。
インスタの投稿は時間帯や曜日がカギ!「いいね」も増やそう
インスタでは、フォロワーや見てもらいたいユーザーがアクティブな時間帯に投稿することで、効率的に閲覧数を増やせます。さらに「いいね」を増やしたいなら、画像や投稿文、ハッシュタグなども工夫する必要があります。本記事で紹介したおすすめの時間帯やリサーチ方法も参考に、自分にとってベストな投稿時間を見つけてみてくださいね。