どうも、バズカレッジ編集部のひろべです!
今回のZoom勉強会では、マネタイズ最難関のグルメ垢で月100万円を達成した「茨城カフェ たく」さんを講師にお招きし、
月収0円から100万円を生み出す、グルメ発信のマネタイズ戦略
- フォロワーは伸びてきたけど、収益には結びついていない
- PR案件がなかなか来ない
- 無料案件って受けた方がいいの?
という方には必見の内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください!
食と地域で勝負する。「茨城カフェ たく」さんってどんな人?
地元・茨城の魅力的なカフェを紹介するグルメ特化アカウント
を運営されています。
「映え」や「バズ」だけではなく、“実際に行きたくなるような、リアルで丁寧な紹介”にこだわった発信スタイルで、フォロワー数6万人を超え、地元飲食店や自治体からのPR依頼・SNS運用案件・イベント企画など、幅広い仕事に繋げられています。
たくさんが受講を始めた当初は、バイトを掛け持ちしながら、月収10万円ほどの生活。
しかしバズカレッジに参加してから、戦略的な発信・PRの組み立て方を実践し、わずか1年で月収100万円、フォロワー5万人を突破。
地方×グルメという「収益化が難しい」と思われがちなジャンルで、着実に結果を出しています。
たくさんの話を聞いていて感じるのは、「フォロワー数」や「投稿のバズ」よりも、目の前の人との関係性や、地道な価値提供に徹してきた積み重ねが、仕事のチャンスを呼び込んでいるということ。
たくさんは、数字や表面の派手さよりも、「誰と・どう関わるか」を何よりも大事にしてこられた方です。
月収0円→100万円。常識を壊した4つのマネタイズフェーズ
たくさんの話の中で特に印象的だったのが、「段階的に仕事の単価と領域を広げていった」という話でした。
「一気に月収100万円!」ではなく、ゼロから小さく種をまき、徐々に信頼と金額を積み重ねていったそのプロセスには、誰でも再現できるヒントが詰まっています。
【フェーズ1】0→5万円:アフィリエイト×飲食店PRの第一歩
インスタでの収益化において、多くの人が最初にぶつかるのが、「お金をもらって仕事にする」というハードル。
たくさんは、ここをアフィリエイトとグルメ系のPR案件という2つの軸で乗り越えました。
実際に最初のPR案件の相場は3,000円〜5,000円程度。
けっして大きな金額ではありませんが、それでも「仕事が発生する」経験は、マネタイズの入口としてとても大きいですよね。
特に印象的だったのは、「発信するだけでなく、相手と関係をつくることが仕事につながる」という姿勢です。
インスタは、“数字を出すこと”について語られることが多いですが、そのためにまず大切なのは“小さくて熱い関係”をつくること。
たとえフォロワーが少なくとも、発信と人間関係の掛け算で案件につながっていくという事例でした。
案件獲得のポイント
- 行動で信頼を築く実際に足を運び、丁寧な投稿をすることで、「この人なら任せたい」と思ってもらえる関係性が生まれる
- “ありがとう”を積み重ねる最初は無償でも、喜んでもらえる体験を積み重ねれば、それがやがて依頼や報酬に自然とつながっていく
【フェーズ2】5万→15万円:異業種×価値変換で突破
「グルメ投稿から仕事が生まれる」と聞くと、多くの人が「飲食店だけが相手」と思いがちかもしれません。
しかし、たくさんはここで“異業種”への広がりを実現していきます。
フォロワーのニーズに沿った情報であれば、グルメ投稿でなくとも喜んでもらえる。
しかもこのフェーズでは、「紹介で案件が回っていく」状態が自然と出来上がっていたとのこと。
たくさんのこの事例は、“縦の広がり(飲食業界内)”ではなく、“横の広がり(異業種)”。
これって、案件獲得の際にけっこう抜けがちな視点ではないでしょうか?
発信の強みを“他業種にどう転用できるか”は、意識したいポイントですね!
このフェーズから学べるのは、「専門ジャンル=案件の限界」ではないということ。
たとえグルメ系アカウントであっても、
「集客ができる/発信ができる」という力自体は業種を超えて価値がある
【フェーズ3】15万→50万円:PRを“育てて続く仕事”に変える、行政×継続提案
月収が15万円を超えてくる頃、たくさんの活動は「個人や店舗」から、「地域や自治体レベル」に広がっていきました。
このフェーズでは、「市役所との連携」や「補助金を活用した公的プロジェクト」など、“行政”の領域へと展開していきます。
では、どうやって行政の案件を獲得したのか?
たくさんによれば、「営業ではなく、日頃の関係性づくり」が大切とのこと。
なんと役所で働いている知り合いに会いにいき、その知り合いを通じて提案を行ったそうです・・・!
そうして、SNS講座の登壇、バスツアーのプロデュース、SNS運用代行など…
「SNS発信者」としての強みを活かしながら、行政と一緒に“まちづくり”に関わる案件へと広がっていきます。
この話を聞いて、自分が元々持っているつながりを地道に広げていくことで、仕事にもつながるんだなと改めて感じました。
そして、行政との連携や講座登壇などに加え、たくさんがこの時期から特に力を入れていたのが、「PR投稿」から「運用代行」に展開する提案設計でした。
具体的には、たくさん自身のアカウントでのPR投稿とあわせて、アカウントの運用代行(例:週2回×月8本の投稿代行)をパッケージ化。
月額制・継続契約(たとえば月5万円×6ヶ月=30万円)として提案することで、単発では終わらない、「オンリーワンのサービス」に移行する仕組みを整えていったとのこと。
このアプローチのポイントは、「営業」ではなく「相談に乗る」というスタンス。
すでにPR投稿で実績や信頼があるからこそ、“売り込まずに自然と任される”流れが生まれるとのことでした。
【フェーズ4】50万→100万円:代理店的ポジションの確立
ここまで来ると、PR案件だけではなかなか到達するのが難しくなってきます。
そこでたくさんは、最終フェーズで“個人プレイヤー”から“コミュニティのハブ”へと進化していきました。
ここで大切なのは、インフルエンサーさんといかにたくさんつながりを持っておくか、ということ。
気になる方にDMを送ってみたりして、日頃からつながりを広げておくことが重要ですね。
このように、「グルメ投稿者」から「案件を設計・分配する人」へと立ち位置を変えていったたくさん。
しかも、ただの紹介で終わらず、自分自身がプロジェクトの“窓口”や“責任者”として関わり続けることで、継続性・信頼性のある仕事に育てていきました。
また、最近では地域全体を巻き込んだ「コラボカフェ」「キッチンカー斡旋」などの案件も実施。
「SNS投稿」という枠を超え、リアルな場づくり・コミュニティのハブとしての機能まで担い始めています。
フォロワーが少なくても100万円達成する秘訣
- 「投稿する人」から「設計し、任される人」になると、単価と影響力は一気に跳ね上がる
- “任せたい”と思われる信頼構築こそ、収益の最大化ルート
地域特化で月100万円を叶えるための土台づくり。PR案件の「3つの戦略」
ここまで、0円→100万円のステップをたどってきましたが、たくさんの話を聞いていて感じたのは、「やり方」以上に「考え方」を大事にされているということでした。
結果を出す人は、発信のテクニックだけではなく、“人との関わり方”や“信頼の積み重ね方”といった“土台の部分”を丁寧に設計している。
その姿勢が、数字にも、仕事にも、つながっているように感じます。
1. フォロワーではなく、“案件主”をファンにする
ステップ1は、「届ける相手を変える。“案件主目線”で投稿を設計する」こと。
など、オーナーさんが喜んでくれるポイントを意識して盛り込むことで、お店の魅力を“伝えられる人”という印象を持ってもらえるようにしていたとのこと。
投稿設計のポイント
- 「フォロワーウケ」ではなく、「オーナーウケ」する視点に切り替える
- 発信自体が“営業資料”として機能するように組み立てる
- 一見バズらなくても、案件化率が高いのはむしろこちらの投稿
そしてステップ2は、「お金より先にGIVEする。“関係性で選ばれる人”になる」こと。
このGIVEの姿勢が、依頼主からの“信頼”や“お願いしやすさ”につながり、結果的に案件を生むとのこと。
また、「投稿だけで終わらず、DMで感想を伝える」「お店の記念日、誕生日には連絡する」など、“行動で信頼を積み上げる”工夫も自然にやっていたと話していました。
関係構築のポイント
- 「まずは応援」という姿勢が、紹介・依頼・継続のきっかけに
- “無償のGIVE”が、営業せずに選ばれる状態をつくる
- 人と人の関係で選ばれるには、「期待以上のリアクション」が効果的
2. 再来店は、長期的な関係を築く秘訣
つまり、“1回だけで終わらない関係性”をつくれるかどうかが、その後の展開を大きく左右する。
仕事をつくる上では、「信頼をどう深めるか」が重要なんだと実感させられるエピソードでした。
3. 仲間を巻き込んで価値を広げる
案件主だけではなく、インフルエンサー仲間も多いたくさん。
そのつながりをうまく活用し、周りを巻き込んで案件を動かしていきます。
その繋がりの多さや主体性こそが、“この人ならなんでも相談できる”と思われる秘訣ではないでしょうか?
SNS発信者にありがちな「全部ひとりでやる」スタイルではなく、「人を頼る/チームで価値を生み出す設計」が、たくさんの最大の強み。
ここまで紹介してきた「案件ディレクション」や「代理店的ポジション」も、すべてこの延長線上にありました。
最後に|「自分目線→相手目線」が収益化の第一歩
今回のZoom勉強会を通して、新たに気づかされたことがありました。
それは、「SNSで稼ぐ=発信力がすべて」ではないということ。
むしろ、
- 誰に届けるかを見極める力
- 地道な関係づくりを怠らない姿勢
- 一人でやらずに人を巻き込む柔軟さ
といった、「目の前の人にどう価値を届けるか?」という“相手目線”の積み重ねこそが、収益につながる道なんだなと気づかされました。
今回の内容が、「インスタ発信で何かを届けたい」「でも、どうやって仕事にすればいいのか分からない」そんな方にとっての道しるべになれば嬉しいです。
「自分のためだけじゃなく、誰かのために発信してみる。」
追伸:たくさんのインタビュー記事もあります!
【マネタイズ最難関】グルメ垢で月100万円を実現した方法を「たく」さんに完全密着
というテーマで過去にインタビューをしています。
今回の勉強会とはまた別角度の運用ノウハウはもちろんのこと、発信の想いや成長の過程なども書いています!
ぜ日こちらもチェックしてみてください!